a100.終わらないプレドニンとの闘い その01

MCTD

6月6日 X病院受診の日
微熱は3日ほど前から治まっている。
X病院到着。
X病院の入り口から発熱監視用のカメラが
完全になくなった。
人類がコロナというウイルスからなんとか
解放された様に見えた。
一歩前進なのかな人類。
自分はというと曲がった背骨を杖で支え
ながら痩せた脚でなんとか歩いているが
精神的にも肉体的にも前進できていないな。

今日はリウマチ内科と循環器内科の受診。
苦戦するのは尿。
血液検査の5本は注射をうてば血液は勝手に
流れ出てくるので楽でいいのだが
尿はそうはいかない。
遠方から病院へ来るので我慢してくる事も
できずなかなか指定の量まで採取できない。
自分は骨折のせいでトイレで立ったままでは
取れないので個室に座り、ゆっくりと採取。
外では「出ないよー困ったよ~」という
お年寄り達の声が響いてくる。
こんなことを書くと怒られそうだが、
なんか滑稽で面白く個室の中で苦笑いして
しまったm(__)m
まあ自分もまったく同じなので
自分自身を笑っている事になるのだけど・・
尿を多くとる理由は血尿が出たことがある
からで頑張るしかないのだが、頑張っても
なかなかでるものではなく・・・
ただ皆さん悩みは同じ様ですこし安心した。

他の病気の発見もそうなのだが、
MCTD患者に於いて
尿検査異常は重要で新たな膠原病の合併が
起こりうる兆候が高い事が判断できる
らしい。

無事尿をとり終え長い待ち時間を経て
診察室に入るとタカちゃん先生が
「どうしたのその頭!」と第一声。
そう骨折で散髪に行けず髪ぼうぼうで
辛かった為パナソニックのボーズカッターを
購入し自分で丸坊主にしていたのた。
(ボーズカッターは優秀で簡単に綺麗に
カットできる優れものでお勧めです)

自分はその第一声にすぐ反応して
「出家しました」と答えていた。

本題に戻るとタカちゃん先生から
偽陽性という判定で心配な細胞が
でているので次回血液と尿をとり
泌尿器科で精密検査をしてきてほしいと
言われた。
もはや出家しましたとふざけてる場合では
なかった。
MCTDは腎臓もやられる。
偽陽性とは、腎臓もしくはどこか他に
癌の疑いがあるということになる(-_-;)

オーバーラップ症候群(重複症候群)の一つ
ともいわれているMCTD。
この身体に潜むなんでもありのこの厄介な
病気をどうしたらいいのだろうか・・・
かなり落ち込みながら帰宅した。

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