a13.少しずつ進んでいた病。その9

MCTD


抗核抗体(ANA)が陽性か陰性か?は
膠原病かどうかを判断する物ではない。
以前から説明しているが膠原病とは大枠
の名称で病名ではないのだ。
ANA関連の病気であるかないかを判断
する診断らしい。
膠原病という大枠内に存在している病名
でANA関連なのが下記となる。
その中でも1と2は陽性率が100%で
その病気の可能性が高いらしい。

1.全身性エリテマトーデス(SLE)
2.混合性結合組織病(MCTD)
3.全身性強皮症
4.シェーグレン症候群
5.多発性筋炎、皮膚筋炎

結局は大枠で分類されると膠原病という
ことになる。

抗RNP抗体(ELISA)が陽性か
陰性かで何がわかるのか?

抗RNP抗体は自己免疫疾患に認められ
MCTDでは高率で出現するという事。
MCTDはレイノー現象と手指の腫脹が
長く持続することが特徴的らしいがその
レイノー現象という特徴的な共通症状は
自分にはまだ出ていなかった。
以上から

膠原病である
混合性結合組織病(MCTD)の疑い
という診断結果となった。

長い闘いの病気になると判ると誰でも心配
なのは今後かかる医療費かと思う。
MCTDは難病で、難病指定登録となれば
医療費控除率が上がる。しかし現時点では
「混合性結合組織病(MCTD)の疑い」
であり、難病指定登録はできないという事
だった。

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