a14.少しずつ進んでいた病。その10

MCTD

10日間という検査入院は長い様であっと
いう間だったかも知れない。
大概物事は慣れた頃に終わるのが常だが
病院生活に慣れたなというタイミング。
意外だった事は、X病院の病院食だ。
他病院で妻が入院時、自分も試食したが
病院食ってどうしてこんなに不味いの?
と思ったが、ここの飯は美味かった。

あと入院中の簡易検査で
睡眠時無呼吸症候群の疑いもあるとの事
無呼吸低呼吸数指数(AHI) 21.2回/時
Spo2降下指数7.6回/時
というデータ結果だった。
呼吸が停止する事があり酸素供給が低下
しているという結果で、精密検査入院を
後日やることにした。

本題の今後の治療だがプレドニンという
薬を飲みながら通院治療する事となった。
膠原病治療は薬物療法を中心に行われる。
自己免疫反応と炎症反応を抑制する薬物
療法でステロイド薬と言われている薬。
1日あたりの使用量が多いとさまざまな
副作用が起こるらしい。
今回5mg処方された薬は本当に小さい
1粒。通常人の腎臓の上の副腎皮質から
分泌されるステロイドホルモンを薬にし
た物で、5mgはその量と同等で副作用
は出にくいとの事だが通院でチェックし
場合によって量を調整する流れとなる。

こうして10日間の検査入院は無事終了。
通院(月1)しながら生活となったのが
10月末のことだった。

追伸:
睡眠時無呼吸症候群の検査入院も行った。
検査は高額で個室で一晩行われた。
睡眠時の状態を測定する為に、計測器を
顔や胸などに取りつけデータをとる。
データは無線で飛ばし収集する方式だ。
センサーが外れない様に強烈なテープを
張られとても苦痛だった。
「こりゃ絶対寝れない」と思いながら
一晩過ごした。

結果CPAP(シーパップ)と呼ばれる写真
機材を使用してみる事にした。
睡眠時無呼吸症候群に対して、有効な治療法
らしい。 根治療法ではないが、圧力をかけた
空気を鼻マスクから気道に送り込み、無呼吸
状態を回避させる物。乾燥感で喉が痛くなる
場合は、加湿器をつけて対応する事も可能。

これを続ければ、いびきや昼間の眠気が軽減
され、長生きにつながるとの事。自分の場合、
この後2か月ほど使用したがMCTDが悪化
痩せた事で使用を中止した。
心当たりのある方は、お近くの病院で相談し
検査してみるのもいいかもしれない。

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