a19.ステロイド療法と2度目の入院生活 その3

MCTD

1月19日、胸の激痛はおこらなかった。
プレドニン量を夜側にシフトした効果が
出たのだろうか?
1月20日、CRP値の再検査結果が出た。
9.81→3.81と上限の12倍まで下降していた。
まだまだ上限オーバーだが、炎症は徐々に
抑制されてきている状況だ。
もう激しい痛みはこないでと願うばかりだ。

今下記錠剤を飲みながら入院治療となって
おり、体調と副作用をみながらプレドニン
量の調整をして行く事をしている。

プレドニン錠 50mg(5mg×10錠)
ランソプラゾールOD錠(15mg×1錠)
ダイフェン配合錠   (1錠)

ランソプラゾールは胃薬、ダイフェン配合錠
は細菌による感染症の治療薬らしい。
プレドニン量が多い時は感染症リスクが大で
胸内にカビが生える事も起こるらしい。
またプレドニンを飲む事で血糖値が上昇する
為、日々血糖値の測定も行っている。
ジェントレットというペン型の機械から出る
針で指先を刺し出血させ(少しチクッとする)
センサー部に吸わせる事で数値が表示する。
この数値が200 ㎎/㎗ を超えるとNGで、
インスリン注射をしなければならない。

血糖値って何なのか? 今まで気にした事も
なかったが入院した事でその重要性を知った。

誰でも食事をしなければ生きてはいけない。
健康な人と糖尿病の人の違いは、膵臓から
十分な量のインスリンが分泌されるかどうか
の違い。健康な人の正常サイクルは、 

食事でブドウ糖が入る → 血糖値上昇 → 膵臓
からインスリンが分泌され体内で必要とする
ブドウ糖は筋肉や肝臓でエネルギーとなる。
→結果血糖値は常に一定の範囲に安定する

このサイクルに異常があるまま放置すると
膵臓が高血糖を止めようとインスリンを出し
続け破綻する。その結果、血管障害や失明
腎症、心筋梗塞などの合併症を起こす。
こうなると糖尿病だが、そうならない様に
プレドニンで上昇する血糖値を測定し監視
する必要があるというわけだ。

まったく治しているのか病気要因を作って
いるのかわからない。
決定的な薬がないからこうなるのか・・
やはり、神などこの世にはいないな。

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