a22.ステロイド療法と2度目の入院生活 その6

MCTD

1月末は自分の誕生日。まさかひとり病院で
誕生日を迎えるとは思わなかった。この年に
なると誕生日に思い入れはないが、配膳時の
1枚の紙は、粋な計らいでうれしかったな。

脈拍上昇時のSpO2値を知る事で酸素不足
になっているのかどうかを判断できる。
しかし、測定を開始すると指先の温度がすぐ
低温となり測定不能になる。
さてどうしたものか?
原始的だが、ホッカイロでまず指先を温めて
から歩行を実施した。少しの間SpO2値を
見る事が出来た。たぶんSpO2値は下がっ
ていない。脈拍だけが上昇している。
シャワー時再確認。脈拍は150近くまで上昇。
SpO2値は98だった。
頻脈というらしいが何故そうなるのか不明。
どこに異常があるのだろうか?

2月1日、体重は更に減少し入院20日目で
マイナス8.8kgで75.2kgになった。
タカちゃん先生が体重減少は、ステロイドの
副作用でステロイド筋症になっている可能性
があると説明してくれた。
ステロイド筋症とはステロイドの服用により
筋力が低下し筋萎縮が進行するというもので
歩行時の転倒等につながるとの事。
足に力が入らないのが副作用とは・・・
無くなった筋肉を復旧する方法はリハビリを
するしかなく、X病院内でのリハビリ指導が
今から始まる事になる。早くどうにかしたい
気持ちが先走っていたので100均で負荷用
リハビリ器具を(500gのパワーアンクル等)
奥様に用意してもらった(下記写真左)
X病院のリハビリは、主にセラバンドという
ゴム(下記写真右)の薄い板を使用していく。
セラバンドは色により強度が違い緑→青→黒
という様な順番で強度は上がる。
自分はまず、最弱の緑を使用する予定。

病院に入院すると初めてわかる事がある。
X病院の様に救命救急センターがある病院は
停止する事がない。眠らない病院だ。夜中に
何回も何回も救急車が来る。よくもここまで
毎日ケガや病気は起こるものだと思った。
救急車の音は、目覚まし時計の様に容赦なく
耳に入るので対策として耳栓を買った。
これが優れもので紹介しておく。
耳栓MOLDEXメテオ(下写真)
25ペアで1250円。 アマゾンで購入。

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