a32.葛藤を生む自宅療養生活 その5

MCTD

今日は3月17日。少し胸に違和感がする。
呼吸をすると、胸が痛くなりそうな苦しい
様な言葉ではっきり表せない違和感。
10日にプレドニンを調整した後、この様
な感じはなかった為、心配になってきた。
2度目の入院時のあの激しい胸の激痛は、
トラウマで2度と味わいたくない。
ステロイドの増減により副作用は起きる。
この胸の違和感も副作用なのか?
それとも再燃なのか?と不安を感じる。
考え得る副作用を列記してみると

1.易感染性
免疫力が低下している為、風邪やインフル
エンザなどの感染症にかかりやすい。
2.糖尿病
ステロイドにより血糖が上がる。投与量が
多い間は、食事療法で調整する事が重要。
3.ステロイド潰瘍
胃粘膜が弱くなり潰瘍ができやすくなる。
胃粘膜を保護する薬を予防的に飲む事。
4.骨粗しょう症
骨密度が減少し圧迫骨折や大腿骨頸部骨折
が起こりやすい。
5.血栓症
血小板の機能が高ぶる為、血管の中で血液
が固まる血栓が起こりやすくなる。
6.精神・神経症状
抑うつや不安感、焦燥感、不眠や食欲低下
など、うつ病の症状が生じる。
7.ムーンフェイス
ステロイド剤の大量使用で、体幹の中心部
や顔に脂肪が沈着して丸くなる。
8.動脈硬化
動脈硬化を促進し、コレステロールや中性
脂肪が高くなる。
9.高血圧・むくみ
慢性的に血圧が高い状態が続く状態。自覚
症状がない為サイレントキラーとよばれる
10.白内障、緑内障
視界が白く濁る白内障の進行を早めたり
眼圧を上昇させ神経障害を起こす。
11.副腎不全
副腎皮質からステロイドホルモンが分泌
されなくなる。
12.ステロイドざ瘡
前胸部・背部の毛穴の辺りに赤い発疹で
ニキビの様なものが生じる。痒い
13.ステロイド筋症
運動能力が低下し転倒や骨折のリスクが
上昇、筋萎縮が進行する。
14.手の震え、筋肉の痙攣 
   脱毛・・・        等々

胸の違和感という副作用は見当たらない。
だとすると、再燃?
まさか肺に水がたまりだしたのか?
あの痛みがまたくるのか?
まったく一人でいると
マイナスの考えしか浮かんでこない。
医者には、入院時と同じレベルの激しい
胸の痛みがはじまったら、救急車で来い
と言われているが、痛みではなく違和感
なのだ。

判断できない時は、やはり妻だより・・
こういう時、男はダメだ~
家のスーパーナースに相談、検査通院の
日程を少し早めにずらして行く事にした。
ただし、激痛が起こったら即救急車で行き、
正式には、妻と先生の日程から1週間後の
3月24日にいく事とした。
痛みが来ない事を祈り・・・

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