a36.葛藤を生む自宅療養生活 その9

MCTD

自分は昔から物を食べるのが早い方で
よく妻に「もっと味わってゆっくりと
食べなよ」と言われる。
自分で言うのは何だが味覚はしっかり
している。味にはうるさい方で味がわ
からないなんて初めての事だ。

コロナウィルスに感染すると、味覚と
嗅覚がダメになるらしいが1か月以上
発熱はない為、コロナではない。
味覚以外の症状は、舌ベラに乾燥感が
ある。ドライマウスというのかな?
あと、鼻血が鼻腔部より毎日少しあり
鼻をかむと薄いカサブタがでてくる。
その繰り返しでいつまでも治らない。
この状態をネットで調べると膠原病に
合併する二次性シェーグレン症候群の
症状みたいだ。MCTDはなんでも有
だからな~・・・

まあとりあえず難しいことは考えずに
味覚のチェックをしてみる事にした。
ケチャップをシャウエッセンにつけて
普通にご飯で1本食べてみた。やはり
水みたいに感じて味がよくわからない。
今度は、ケチャップだけを口に含んで
舌の上にしばらく置いておくと・・・
徐々に味がわかってくる。
この結果から、味がわからないのでは
なく味を感じるまで時間がかかる状態
になってしまっているらしい。
普通にわかる味もあるので一部の味が
鈍くなっているのだ。プレドニン絡み
だと言われるとどうしようもないが、
次回、耳鼻咽喉科の受診があるので
一応状況説明はしたい。

手足の痺れ対策でリリカを飲み始めた
リリカ25mgと少ない量の為痺れの
改善には至らなかった。副作用の事前
チェックと考えよう。副作用といえば
少し便秘気味になったかも。

排尿は、夜中に出たり出なかったり。
安定していない状況だ。
やはりプレドニンを27.5mgから
徐々に下げだした頃からこの状態へと
変化したと思う。

筋症対策でプレドニンを25mgから
20mgに落とした事で体を動かす事
が少し楽になった。
継続して動く事ができる時間が長くな
ったかと思う。現に奥様が、見た目の
動きが良くなってきたと言ってくれて
いる。
だたし、筋肉減少に対して良い傾向な
のだが胸の違和感は無くなっていない。
気のせいかもしれないが、おかしいと
思う事が多くなっている感じがする。

薬量調整だけでこんなに変化する病気。
決め手の薬がないというやるせなさ。
明るい未来が見えるのはいつの日か・・

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