a56.血液を駆出する指針LVEF(左室駆出率)その6

MCTD

もう師走。少しづつ寒くなってきた。
気温が下がるとあいつが現れる。
レイノー現象という手足に現れるあいつ。
寒さにより、指の細い動脈の収縮が起こる
事で、指の色が青白くチアノーゼ化する。
斑状になり、かなり気持ちが悪い見た目に
なる。

最初、自分の手足にその変化を見た時は
動揺した。手足が腐って落ちそうで・・
どうすりゃ元に戻るかわからず焦ったが
手足をお湯で温めれば正常な皮膚の色と
感覚が回復する。

今、気温の低下と共に指にこわばりが出て
きている。
結果、指が完全に曲げられなくなってきた。
そうグローブを握っている感覚がする。
去年は、この後にレイノー現象になったな。

12月8日、X病院へ検査に向かった。
体調は相変わらずでいつもの定期検査。
今日の受診は循環器内科から始まる。
循環器の先生が、
今日は肺活量の測定をしたいとの事。
心電図室横の部屋に行って検査してと
言われた。
「あ~心電図室横でいつも大きな声が
聞こえるあの部屋だな」とピンときた。
「吸って吸って~吐いて吐いて~」と
声だけ外に漏れ聞こえている部屋だ。
自分は、間質性肺炎後、過度の呼吸は
した事がないので、あの必死な声から
肺活量測定は、少し不安だった。

部屋では、検査技師さんの指示通りに息を
吸いきる事と吐ききる事をするだけなのだ
がこれが結構つらい。
胸は少し痛くなったが、必死に頑張り終了。
測定結果を循環器内科で説明を受けた。

先生から一言 「94歳相当の肺機能です」
・・・久しぶりにかなりショックを受けたね
呼吸苦はこの状態だからか・・・心臓は6割
稼働、肺は94歳か・・・
結局、循環器から呼吸器内科への受診依頼で
明後日に呼吸器内科の診察をする事になった。
また受診する科が増えた・・・
X病院の全ての科をコンプリートしそうだ。

明後日の12月10日。再びX病院へ。
いつも通り病院入口にはサーモカメラによる
体温自動測定システムがある。
その検問を通過しないと入れない。
体温は35.6度だった。
検温OKの紙を予約票に添付し、
外来受付後、呼吸器内科へ向かった。

呼吸器内科で診察を待っていると看護師さんが
ノーマル体温計で検温、ダブルチェックだ。
なんと体温計が、37.8度と表示していた。
コロナ禍でなければ、熱があるねで済むのだが
37.5度以上は問題になる。
自分が看護師さんに
「今歩いてきて暑いから高く出るんだと思う。
少し待ってから測ればきっとOKになるよ。
入口のサーモカメラでは35.6度だったし」
ということで時間を置いてから再検温する事に
なった。
しかし、
再検温しても体温は下がらなかった(-_-;)

タイトルとURLをコピーしました