a57.血液を駆出する指針LVEF(左室駆出率)その7

MCTD

その後、数回検温してもダメだった為、
別室に呼ばれた。
しばらく待っていると最近テレビでよく見る
コロナの防護服を着た呼吸器内科のH先生が
やってきた。
少しの説明の後、鼻でPCR検査をされた。

「このまま会計はいいので直帰してください
陽性か陰性かは明日までに判るので自宅待機
していてください」
と指示され帰宅することになった。
もしコロナならずっと自宅療養中の身だし
感染先はX病院しかない。
陽性だと死ぬのかなという恐怖を感じていた。

12月11日午後になっても連絡がこない為
X病院に連絡。陰性とのことだった。
どうやら陽性の人しか連絡しないという事を
言い忘れていたらしい。
とりあえず良かったがGOTOキャンペーン
等で人が動き、感染拡大させているから注意
しなければならない。
経済との両立も分かるが、なめていると皆
滅びるので、日本は昔からの変なしがらみを
捨て正しい判断をしたほうがいい。

12月17日、X病院を訪れた。
今日は、呼吸器内科の診察の日。熱は平熱。
H先生の診察と説明を受け胸部レントゲンと
CT検査をすることになった。

X病院に来てから何回CTとMRIをやった
だろうか?かなりの回数をやった気がする。
MRIは磁場だが、CT検査は放射線(X線)
を使用して体の中を調べる精密検査。
1回の撮影で予想される被ばく線量は、
5~30mSv程度。
X病院では
・必要以上の範囲の撮影をしない
・頻回の繰り返し検査を避ける
・装置の被ばく低減機能を使用する
等の取り組みをしているらしい。

検査後、呼吸器科のH先生からCT画像の
説明があった。

CT画像は、前回画像と今回画像の比較で
肺下部に間質性肺炎があるのが見える。
その間質性肺炎画像の白いモヤモヤ部分が
今回の画像の方が、密になっている。
ここが重要で肺細胞の線維化が進行すると
このモヤモヤが更に密になり多くなる。
結果、酸素マスク無では生活できなくなる。
その為、定期的に肺の機能検査とCT検査
が必要。
進行を見ていき対処する事が重要

とのことだった。

もし、更に進行していく兆候が見えた場合
線維化を抑える薬を飲んでもらう事になる
とH先生は言っていた。
下痢の副作用が酷いからとも言っていた。
参ったね。
進行しないでくれ~飲みたくないな~
現状医学では、抑えるだけで治すことは
できないとも言っていた。
「うーん・・・・」
やはり、難病MCTDとの闘いは、
永遠に終わりそうもないね。

結局次回から3つの科を1日に受診する
事になるが・・・超大変だな~
来年はきっと良い事があると思いたい。
歳男だしね( ´∀` )

タイトルとURLをコピーしました