MCTD

a13.少しずつ進んでいた病。その9

抗核抗体(ANA)が陽性か陰性か?は膠原病かどうかを判断する物ではない。以前から説明しているが膠原病とは大枠の名称で病名ではないのだ。ANA関連の病気であるかないかを判断する診断らしい。膠原病という大枠内に存在している病名でANA関連なのが...
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a12.少しずつ進んでいた病。その8

入院検査は進んでいったがCRP値を上げている部位の特定が出来ていないままだった。今までの生涯、一度にこれだけ沢山の検査をしたことがなかったので、これという異常が見つからないと何処も悪くないんじゃない?と人間勝手に思えてくる。胃の検査なんかは...
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a10.少しずつ進んでいた病。その6

「X病院への紹介状を書くので・・・」X病院は自宅から1時間程の距離にあった。紹介状から、その中のリウマチ内科を受診する事となりa1.で紹介したタカちゃん先生が自分の担当となった。その日は血液検査や画像診断等を行ったが更に深く調べる必要があり...
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a11.少しずつ進んでいた病。その7

膠原病以外の疾患(貧血等)でも血小板減少は起こる。今回の入院は自分の病気の正体を判断する為であり、血小板数減少は経過観察する事となった。ちなみに膠原病で血小板減少を起こす代表は全身性エリテマトーデス(SLE)らしい。話は変わるが体の中で炎症...
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a9.少しずつ進んでいた病。その5

両足のふくらはぎのむくみが酷くA病院内科を再び受診。しかし進展はなくもう少し利尿剤を続けて様子を見るという見解だった。整形外科と皮膚科も受診し、右手の 違和感の話をしたが、なんら進展はしなかった。「なんからちがあかないね」妻は、別のもっと大...
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a8.少しずつ進んでいた病。その4

A病院内科で処方された利尿剤を飲むことで体重が1週間ほどで3kg減少した。トイレ回数は増えたが、数値上体重が減ることは気分的に悪い気はしない。ところが2週目からは、様子が少し違った。薬を飲んでるにも関わらず、体重が減らない。そしてこの頃、右...
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a7.少しずつ進んでいた病。その3

「バネ指ですね。これは」自宅から20分程にあるA病院整形外科の先生は言った。「何ですか?それ?」「腱鞘炎です。手先を使う仕事の人に多く指の使い過ぎなどで発生します。腱鞘炎が進むと腱と腱鞘が引っ掛かり、バネの様に動く事があり現状はその状態です...
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a6.少しずつ進んでいた病。その2

2019年5月、両手の硬く白い物の増加とむくみで、指が完全に握れなくなった。手にグローブをはめている様な感じだ。それと共に左手親指だけが、外側に曲げにくい(反らない)状態となっていた。物を持つという行為は、親指を中心にグッと力を入れて握らな...
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a5.少しずつ進んでいた病。その1

2019年3月、左中指と薬指の間のつけ根に白くまだらな物ができた。少し硬い皮膚。でも気になる程ではなかった。年齢と共に出てくるのかな?こういうやつ?と勝手に考えていた。痛みもないし、気にせず生活していた。その後1か月経った頃、あれ?また白い...
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a4.MCTD(混合性結合組織病)って何??

混合性って?この病気の症状は?専門用語が多く難しい。ネット等で確認は可能ですが敷居は高い。喜べないが我が身にふりかかり始めた事でそれは、この症状をいっているのか?と思うことが多い。以下、代表的症状の抜粋です。 1)レイノー現象→ 寒さ緊張等...